脱ペーパードライバーは、あなたの勇気の証で、希望の光かもね。

3日で脱ペーパードライバー

自動車の運転というのは、しばらく遠ざかっていると再開するのに勇気がいるものだと思います。ぼくも幼稚園の頃にスイミングをやっていましたが、36歳になった今、「さあ!この大海原を泳いでごごらん!あ、サメに気をつけてね!」とか言われても、泳げるようになりたいとは思えない気がします。(そんなシチュエーション、ますないけれど。)

今日の記事の主人公、中塚さんとの出会いは、およそ3年前、まだこの活動が事業になっていない頃、私がまだ地方でサラリーマンをしながらこの活動の意義とビジネスとしての規模を探っていた頃、同じようにこれからの働き方について考えるコミュニティでいろいろと活動していた頃でした。その中で、私が実験的に開催した、「ペーパードライバー練習会」に参加してくれた一人でした。

 

・そうはいってもすぐにクルマが必要なわけでもない
・少しでもお金を稼ぐことを考える中で、クルマという固定費を払う意味は??
・けど、ドライブはできたらいいなと思うし、粗大ごみ出すのとか出来たらいいな
・駐車場は1台分が家賃に入ってるから、そこは活用出来たらいいんだよな

と、まぁほとんどのみなさんが抱くであろう「悩み」を、じっくり一つずつ解消して、このたびのマイカーライフに至ったわけなんですが、勢いでクルマ買っちゃう人もいればカーシェアをすぐに乗りこなす人もいる中、じっくりと自分のお気に入りを選ぶという、中塚さんらしいストーリでした。

自分のペースでゆっくり練習して、ご家族も一緒に山中湖までのドライブにもチャレンジしました。

ご自身で言ってたとおり、

・全体的に自信がない
・思い込みが強い
・心配性がすぎる

というのが運転の練習にもそのまま出ていて、一つ一つ練習して自身をつけていくことにしました。結果として、本当にじっくり、独り立ちするまでに2年かけたかな、じっくりやりました。けどその後半はご自身の努力で、これは珍しいパターンなんですがぼくとしては本質的だなと思う方法でそれは、

マンスリーレンタカーを借りて、カーライフを体験してみる

というものでした。実際に一緒に暮らしてみる。

中塚さんは、夫妻でこれをトータル6ヶ月、続けて、その間に自分たちにピッタリの 愛車 を探し、手に入れる流れとなったのでした。ちょうど、次の引っ越しのタイミングとも重なって、よりクルマが生活の役に立ちそうということで、良かった。

面白いのは、マンスリーレンタカーで借りてもらった 三菱アイ 、同じアイの好きな色のやつを購入したってとこ。我々が、練習用あるいはオススメの軽自動車としてアイをラインナップしている理由はいろいろあるんですが、元々はジムニーやハスラーみたいなちょっとアクティヴな見た目のクルマがほしいって言ってたんですが、

・乗ってるうちにアイが可愛い気がしてきた
・狭い道や知らない街を走るには小回りがきくアイがいいかもしれない
・アイにはすごく気に入った色があって、ちょっとときめく

など、いろいろあって、なんとマンスリーレンタカーのアイから、マイカーのアイへ!もちろんいろんなクルマ選びがあっていいけれど、一つのきわめて美しいストーリーだなと思いながら、先日、ねずみ色のアイを納車しました。

「なんか、シートがこっちのほうがフワフワな感じがする!」
「走行距離が半分やから、色んな所の鮮度がいいかもね!」
「そうか!そういうことね!」

なんてさ、クルマの 質感 の話が同じ目線で出来る、りっぱな カーライフプレイヤー になっててさ、そんなことがわかるようになってたら、これから乗っていく先々で、その鮮度のいいアイのいいところが乗るたびに見えてくるだろうな、と思えて、自動車のつくり手としては嬉しいんですよ。そういうところに喜びを感じてもらえると。

カーライフへ、ようこそ!

さて、次はだれと練習して、どんなカーライフのスタートを、応援しようかね!

自動車開発テストドライバー
古賀章成
kogatounten.com

Cars &   Piccolo Cars
ucmj.jp

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