友達と一緒なら、きっとできる。2人まとめて脱 ペーパードライバー だ! #コガとうんてん はマンツーマンとは限らない!

3日で脱ペーパードライバー

「#コガとうんてん、ともだちと一緒に練習したいんですけど二人一緒でもいいですか??」

「いいです!むしろ歓迎です!実はそっちのほうが効果が高いと思ってます。ぜひご一緒に!」

一ノ宮さんは元々ぼくのともだちで、お友達のリッちゃんと、今後も一緒にドライブに行くだろうから一緒に上手になってしまいたいということで、連絡をくれました。このペアと練習をやってみて、やはり「二人一緒の練習は効果が高い」な、と確信した回でした。

この二人は考え方のレベルが高いというか、なんというか、ぼくへのリクエストが、

「地道な練習は自分たちでやるから、ちょっと遠出が出来るために必要なエッセンスを教えてくれ。」

というものでした。凄すぎん?? けど、#コガとうんてん の一番コスパの良い使い方って間違いなくコレなんです。そもそも、「自分で練習しないと上手にはならない」ということはクルマの運転に限らず何でも同じでしょうから、何かをある一定以上のレベルで習熟した経験がある人にとっては、自然とそう思うのかもしれませんね。さて、じゃあ、早速練習をしていきましょう。

そういうわけで今回はレアケースで、#3日で脱ペーパードライバー! を、 1日で二人まとめて脱ペーパードライバー!にアレンジして実施しました。通常は、一回の練習時間は 3h なのですが、これを 6h にして、疲れすぎないように二人で交代しながら練習するというもの。実はこの、「休憩してる間にバディの練習を眺めている時間」が、極めて効果的な時間なのです。これはなかなか理解されない話なんですが、理解されないということはぼくの練習方法の優位性が自然と保たれるということで、あんまり強調しないようにしときたいと思います。内緒ですよ!

二人ともペーパードライバーではありましたが、「クルマがある暮らしの良さや憧れ」を十分に持った二人でした。たとえば、

「アメリカを旅行して友達が運転するクルマでルート66を走ったのが最高だった」

とか、そんなのぼくも知らないカーライフの醍醐味じゃないですか!だから、実力さえ身につければ、あとは自分次第で楽しいことをどんどん発掘出来るってわかってる人たちなんですね。こういう、ゴールやビジョンがある人たちは驚くべきスピードで上達していきます。「出来るようになったときに起きるワクワクする出来事」が、鮮明に想像できるんでしょうね。

朝から晩まで、休憩挟んでやりまして、たった一日で、座って、動くところから、市街地を抜けて、首都高を走ってレインボーブリッジ渡って帰ってくるという行程を、二人共ヒヤリハットもなく走破して、元気に帰っていきました。

翌週は、二人でドライブに行ったと連絡があり、その次の週からはとくに連絡はなくてもそれぞれのInstagram にそれぞれの別の友達とドライブに行く様子が投稿されていたりして、本人たちには言わないけど、ぼくとしては見るたびに胸が熱くなります。友達だから、恥ずかしいから言わないけど。

我々人類は、COVID-19の影響をうけ、「移動」をどうするべきかということを改めて考え直す必要に迫られました。レジャーや息抜きのためにクルマがあったらいいな!という前向きな価値から、「他者との接触リスクを最小限に長距離移動できる手段」という必要性まで、クルマの価値はいま大きく揺れ動いています。また、環境問題やエネルギー問題の観点からは、悪とされる面さえあります。しかしながら今という時代を、自分が大切な人たちと自分の身を守りつつ、力強く生きていくためには、「オトナ5人、1万円分ガソリン入れたら、いざとなったら東京から大阪まで(相当の距離を)移動できる」というのは、生き方の選択肢として、持てるものなら持っておいたほうがいいのではないかと思います。そして多くのひとは、その「運転免許証」をすでに持っていて、あとは練習するだけでその圧倒的な「生き抜くための手段」を手にすることが出来るんじゃないかなと、ぼくは思っています。

#コガとうんてん の恒例イベント、おやつタイム。これがいいんですよね。最初のカーライフ。

#コガとうんてん の恒例イベント、おやつタイム。これがいいんですよね。最初のカーライフ。

そう、今日の二人のように。

好きな時間に好きなとこまで行って、見つけたコンビニで食べるスイーツは、なかなか美味いでしょう。
これぞカーライフの醍醐味のひとつですよ。さあ、いっぱい見つけてくださいね。

で、見つけたらぼくにも教えて!

自動車開発テストドライバー 古賀章成

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今日のクルマ :三菱アイ by ピッコロカーズ

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