ぼくの頭の中のこと
我ながら、残念な人だと思う、出来ることの代償として、できないことが多すぎる。そういうタイプの人間だ。
2025年11月末日、この記事を書いている。1985年生まれの僕は39歳の半ば、やっと、やっと社会でいうところの「普通」をやれるようになったなという実感がある。会社を辞めて5年、個人事業主からスタートして活動の規模を拡大してMEET THE CARS株式会社となり、一期目の確定申告と納税は自分で税務署に通って期限内に手続きを終えた。インボイス制度が始まったということで、以前の枠組みであれば売上1000万円以以下の事業者は消費税非課税だったのだけど、今回はきちんと納めてきた。ある意味気分がいいものだった。あれって個人事業主が対象で法人はもともと払うんだったっけ。まぁなんにせよ、一期目は来年に向けた投資が多かったのでちょっぴり赤字でした。だけど、クルマもローンが通るようになったし、新しいクレジットカードも作れるようになったし、どう考えても人生の節目となるいい1年だった。
さっき「普通」と書いたが、いったい何が人間として「普通」なのだろう。法人化に伴い本社所在地を地元に移したこともあってしばらくこの大嫌いだった地元の大人になって改めて住んでみてますます思うのだけれど、「普通」っていったいなんなんだろうか。
今の所の自分の気持ちの落とし所としては、3軒隣のお家の人の暮らしを極端に妬まない
くらいに定義しといたらいいんじゃないかなと思う。札幌で学生をやっていた時の普通と、広島で会社員をやっていた頃に感じていた普通と、東京でフリーランスをやっていた頃の普通と、いま株式会社の代表として認識する普通が、あまりに違いすぎる。多分、普通は一つではない。そして、その人本人ん問題でもない。外的環境がその時のその人にとっての普通を定義するんじゃないかな。と、感じるくらいには、「多様性」なんて目をさんかくにして論じるまでもなく、社会は当然のように激しく多様である。
一昨日からちょっと風邪気味で珍しく具合が悪い。
一気にもう少し書けるかなと思ったけれどお腹も空いてきてしまったので今日はこの辺で。
今夜はシチューです。風邪の日にはいいね。
古賀章成
kogatounten.com
akinarikoga@meetthecars.com
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