故郷【前半】
ぼくには故郷がない。いろんな地域で育ったけれど、どこが故郷かと言われると正直に言ってわからない。生まれたのは鹿児島県。母の故郷だ。強いて言えばこの鹿児島という土地と鹿児島の言葉がぼくの故郷でありぼくの思考の第一言語となってぼくを駆動しているという感覚だ。
生まれてすぐに三重県に引っ越してきて三重県で育った。父が努めていた会社の三重工場に父が赴任し、社宅に入居し、家族全員そこで暮らすことになった。父は福岡、母は鹿児島、二人は学生時代に鹿児島でであって結婚し、お互い就職してどういうタイミングか細かく聞いてないけれど母はいわゆる寿退社ってやつで数年の会社員生活を終えた。
半分ウキウキだっただろうが、今だったらありえない話で、話を聞く限り母は超大手のいまでいう国内ITのハード&そふとの大ボスみたいな会社で何らかの仕事をしていた。そのキャリアを捨てるというのが、どれだけのものだったのかというのは聞けば聞けるけれどなんとなく聞いたことがない。聞くのも野暮かなと思ってしまっている40歳の自分もいる。ただ一つ言えることは、二人共九州を抜け出して、言葉もうまくつじないまったくあたらしい環境で生活をスタートさせるというのは、23、24歳の彼らにとっては、ウキウキのほうが勝ったのだろう。
何を言いたかったかというと、ぼくは九州の人に育てられ、しかし環境は三重県で、異常なスパルタ教育で地域の神童()だったわけだが、大阪で浪人したことで学問の入口を大阪弁で学び、北海道大学に進学し純度の東京出身の東大出身の先生の下で質の高い物理を学びながら、大人になる手前の時期を北海道弁で、広島でMAZDAに入社し広島弁で自動車の運転や挙動を学んで自動車開発テストドライバーとして社内ライセンスに合格するまでの苦労話はあるんだけど、

これけっこう、
脳内の言語がぐちゃぐちゃなの結構、諸刃の剣じゃねぇ??
っていう話をしたかったのです。端的に言うと、価値基準が(どこかしらの文化の何かで)定まってないからレスポンスが遅れるとか、意味わかんないこと言っちゃうとか、ずっと迷っちゃうとか。そういう感じ。

そういう感じの話を、もう少し細かく、つぎもっとでかいトピックスが飛び込んでこなかったら、やりたいなと思っています。諸刃の剣と書いたのは、ぼくが全国どこ行っても、なんなら英語が通じるならどこの出身のbひとにでもほぼ同様の品質で #脱ペ を 提供できているエッセンスでもあるのかも知れないとも、思うわけで。
続きはまた!
MEET THE CARS Co., Ltd.
KOGA Akinari
meetthecars.com


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